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家づくり

暮らすほどに、好きになる家 。豊後高田市T様 × 京建築

2025/10/15

 

 

〜京建築で家を建てて3年。暮らして感じた“ほんとうの満足感”〜

 

豊後高田市草地にある京建築さん。「いい家を建てるのはあたりまえ。そのうえで、何よりもお施主さまとのコミュニケーションを大切にしたい」——そう語るのは、棟梁の山田さん。素材へのこだわりや丁寧な手仕事、そして家が完成したあとも続くあたたかな関わりで、多くのお施主さまから信頼を集めています。
今回は、そんな京建築さんで家を建ててから3年が経ったご家族に、実際に住んでみてどうだったのか、家づくりの思い出や山田棟梁とのやりとりなどを、タテルッチ編集部がじっくりお聞きしてきました。

 

【豊後高田市 T様邸】

 


 

Q1. 家を建てるのに2年待ったと伺いましたが、2年待ってでも京建築さんで建てたい!と思ったきっかけはなんですか?

きっかけは、知人の紹介でした。
その方のお家に遊びに行ったとき、外観も内装もすごく素敵で、「えっ、どこで建てたの?」って思わず聞いたんです。そしたら「京建築さんだよ」って教えてくれて。そこから紹介してもらいました。実際にそのお家を見て、「あ〜、こんな家に住みたいなぁ」って素直に思ったんですよね。細かいところまで本当に丁寧に作られていて、こだわりもすごく感じられて。なので、たとえ順番待ちになるとしても、私はここで建てたい!って自然に思いました。待っている間も「どんな家にしよう?」って考えるのがすごく楽しくて、調べたり、妄想したり(笑)。その時間すらも楽しめました。


 

Q2. 山田棟梁の第一印象や、人柄について感じたことはありますか?

とにかく明るくて、初めてお会いしたときから話しやすい方だなぁと思いました。それだけじゃなくて、いつも謙虚で、とても丁寧な印象。打ち合わせのときも、材料のことや間取りのことなど、一つひとつにちゃんと理由があって、暮らしやすさや住んだあとのことまでしっかり考えてくれているのが伝わってきました。
実際に、家が完成したあとも、ちょっとしたことでもすぐに連絡をくれて対応してくれたりと、アフターフォローも本当に安心できます。うちのパパとはすっかり仲良くなって、今ではまるで友達みたいな関係です(笑)。そんな人柄だから、たとえ時間がかかっても「この人たちにお願いしたい」って思えたんだと思います。

 


 

Q3. 打ち合わせや現場で印象に残っていることはありますか?

棟梁がとっても気さくな方で、現場での打ち合わせが毎回楽しみでした。話しやすい雰囲気を作ってくれるので、こちらの希望もすごく伝えやすくて。そういう空気感って、家づくりでは実はすごく大事なんだなぁと改めて感じました。

家づくりって、確認ごとも多いし、真剣にならざるを得ない場面も多いじゃないですか。でも京建築さんとの打ち合わせは、いつも前向きで明るくて、「また話したいな」って思えるような時間だったんです。一生懸命こちらの希望を理解しようとしてくれる姿勢も、毎回ありがたくて。言葉にしきれないような“なんとなくのイメージ”まで、ちゃんとくみ取ってくれたのが嬉しかったですね。


 

Q4. 家を建ててから、家族の過ごし方やコミュニケーションに変化はありましたか?

あります、あります!まず、家にいる時間がすごく好きになりました。前は旅行に出かけたら「帰りはちょっとゆっくりしてからにしようか〜」なんて言ってたんですけど、今はもう「やっぱり我が家がいちばん落ち着くね」って、早めに帰ることが多くなりました(笑)。それくらい、自分たちが「好き」と思える空間で過ごせるのって心地いいんですよね。
特にうちはリビングを中心にした平屋なので、家族の距離感がすごくちょうどよくて。自然と会話も増えるし、どこにいても子どもたちの気配が感じられるから安心感もあります。“自分たちの想いを形にしてもらった家”って、やっぱり特別だなって実感しています。


 

Q5. 大手ではなく、地元の工務店を選んでよかったと感じたところはなんですか?

やっぱり、決まった規格の中から選ぶんじゃなくて、「こうしたい!」っていう理想をそのままカタチにしてくれるところですね。うちの場合、家具や建具も棟梁が一つひとつ手作りしてくれて、既製品にはない温もりがあって、サイズ感もぴったり。まさに「わが家だけの特別なもの」っていう感じがして、本当に嬉しかったです。
たとえば、書斎の机やトイレの棚なんかも、私の身長や使い方に合わせて高さを調整してくれて、作る前にも「この高さで本当に大丈夫?」って何度も確認してくれたんです。そうやって丁寧に、心を込めて作ってくれるのが伝わってきて、完成したときは感動でした。
それに、実際に家を建てる棟梁に直接相談できるっていうのも、地元の工務店ならではの安心感ですよね。プロならではの視点で「こうしたほうが使いやすいですよ」ってアドバイスをもらえるのも心強かったです。

 


 

想いをかたちにしてくれた家

こちらに住み始めて、気づけばもう3年。設計の段階から、京建築さんと何度も話し合いを重ねてきました。「家を建てるなら、こんなことがしてみたい」――そんな私たちの想いを、ひとつひとつ丁寧にカタチにしていただいて、本当に嬉しく思っています。実現したこの家に、実際に暮らしてみて、心から「建ててよかった」と感じています。

今でも毎日、この家が大好きです。

「キッチンのブルーのモールディングがお気に入りです」とT様。
イエローのアクセントクロスとも相性抜群で、明るく華やかな空間になっています。リビングを見渡せる対面キッチンは、料理をしながら家族との会話が自然と増える場所になったそうです。

キッチンの横にダイニングテーブルを並べて配置しているので、料理の配膳がとってもスムーズ。対面キッチンはどうしてもスペースを使いがちですが、それでも開放感があって、家族みんなが自然に集まる居心地のいい空間になっています。T様も「使いやすくて、本当に気に入っています!」と話してくださいました。

山田棟梁の創作による洗面は、木製の洗面台に真っ白な陶器の洗面ボウルが美しく映えます。 壁面のタイルとグリーンの壁紙がアクセントになっていて、アンティークな雰囲気がとても素敵です。 T様のセンスとこだわりが詰まった、特別な洗面台です。

家づくりのイメージ図や立体模型は、完成して3年たった今でもT様が大切に保管されています。こうやって形になっていく過程を見ると、思い出もいっぱいでなんだか嬉しくなりますね。


住み始めて3年経った今も、変わらず「この家が好き」と語ってくれたT様。山田棟梁との信頼関係から生まれたこの家は、単なる住まいではなく、ご家族の暮らしに寄り添う“心の拠りどころ”になっていました。

丁寧に時間をかけて築かれたT様邸。こだわりを一つひとつ形にしたからこそ、住むほどに愛着が深まっていく——そんな家づくりの魅力が、今回のインタビューから伝わっていれば嬉しいです。

山田棟梁の確かな技術と、お施主様の理想を叶える実現力。
それは、「お施主様とのコミュニケーションを何より大切にしているからこそ」生まれるものなのだと、T様邸を通して改めて感じました。なお、今回ご紹介しきれなかったT様邸の素敵な写真は、今後タテルッチのサイト内でも随時ご紹介していきます。細部に宿る工夫や、お気に入りの空間など、もっと知っていただきたいポイントがまだまだたくさんあります。ぜひ、そちらもチェックしてみてくださいね。